総合評価方式の見直しの試行

*

総合評価方式の見直しの試行

国土交通省が総合評価方式について見直し案を公表しました。

大枠は次のとおりです。
1 従来の「高度技術提案型」「標準Ⅰ型」「標準Ⅱ」「簡易型」の4方式を「施工能力評価型」と「技術提案評価型」の2方式とする。
2 「施工能力評価型」は、従来の簡易型と標準Ⅱ型が施工能力評価型に移行し、施工計画を求めるⅠ型と求めないⅡ型をする。
3 従来の標準Ⅰ型と高度技術提案型は「技術提案評価型」に移行し、従来の標準Ⅰ型に近いS型と、従来の高度技術提案型をほぼ踏襲するA型に分類する。

新方式では、入札参加者を競争参加資格の確認時に絞り込む段階選抜も取り入れるようです。
これは年々減り続ける公共事業によって、入札1件あたりの入札参加業者数の増加が背景にあるようです。

新方式の総合評価で主流になると思われるのは施工能力評価型ですね。
以前から技術評価点が優位に見られていたので、この辺りは予想できます。

が、新方式では入札参加者に技術提案は求めず、施工計画の提出を求めるようです。
さらに点数という物は存在せず、「可or不可」でバッサリと判断されるようです。
よほどでない限り、可となる場合が多いと思いますが、この点は実際に始まってみなければわかりませんね。

またⅠ型では必要に応じて配置予定技術者へのヒアリングや段階選抜を実施するそうです。
CPDSだけで配置予定技術者を判別するのではなく、これまで以上に技術者を吟味するということですね。

なかなか難しい時代になってきました。
入札という業務が現場以上に面倒になってきていますね。
これは、今後数年間はどんどん厳しくなるばかりかと予想しています。